週刊誌から from weekly magazine 2004 1 21
ニューズウィーク日本版 2004 1.28
「つじつま合わせの大統領選」
アメリカのことかと思ったら、ロシアのことだった。
しかし、似たような状況である。
今のままでは、盛り上がりに欠ける選挙戦になるかもしれない。
プロ野球の消化試合のようにならないように、
もう少し、工夫すべきでしょう。
「中東民主化は、ぶち壊し」
「イラク戦争は、確かに変化をもたらしたが、
結局は、専制体制を延命させる結果に」
しかし、これは、少し悲観的な見方でしょう。
やはり、中東民主化は、進むと思います。
それは、アメリカによってではなく、
民衆の力で、中東民主化は、進められていくでしょう。
民主化の流れは、もう誰にも止められないのです。
これは、サウジアラビアにも波及するでしょう。
サウジアラビアが、いつまでも、
「中世の君主国家」を続けられるわけではありません。
サウジアラビアの政体は、君主制で、議会はありません。
政治体制は、「絶対王制」となっています。
21世紀にもなって、「絶対王制」は、さすがに古いのです。